2018/09/30

アメリカ利上げと為替

2015年以降のアメリカの利上げとドル円相場を考える

2018年9月の利上げ直後、通常通り円高に振れました。
いつもの事なので1円下まで待っていようと思った瞬間…
あっという間に113円台に反転してきてしまいました。

これは日米の交渉、中米の交渉が比較的スムーズに流れて行っている事が原因なのですが、ここでは今回のドル高がどこまで進むかを予測してみたいと思います。

※完璧にアノマリーに近い見方をするので、信ぴょう性は全くありません。

こうやって過去を振り替えってみると、
  1. 第1回目利上げ ドル安→ドル高
  2. 第2回目利上げ ドル安→ドル高
  3. 第3回目利上げ ドル安→ドル高
  4. 第4回目利上げ ドル高→ドル安→ドル高
  5. 第5回目利上げ ドル安
  6. 第6回目利上げ ドル高
  7. 第7回目利上げ ややドル高
こんな感じの流れなので、『利上げがあったら為替がどうなる』という事は全く関係がない事が理解できそうです。

ほぼジンクスに近い状況ではありますが、12月の利上げに向かって、どこまで伸びるかという点を考えてみました。

4回目の利上げ後と6回目が参考になるかと思います。
4回目の時、約5%程度のドル高
6回目の時、約6.5%程度のドル高になっています。

ここからターゲットを導き出すと118円~120円になるのではないでしょうか。
ここから追いかけて大きくポジションを取る気もしないので、適宜小さめにポジションを取って遊ぼうかと考えています。

では、良いトレードを!

あ、120円に来たら…結構大きく落としてくると思いますので、お気を付けください!



2018年6月米国利上げ 

2018年6月の利上げ影響はどうだったでしょうか

2018/6/14 3:04 --米連邦準備理事会(FRB)は13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3カ月ぶりの利上げを決めた。利上げ幅は0.25%。

若干の落ちを挟んで上昇していますね。
ここの所のトレンドで考えると『一旦落ちて跳ね上がる』がただしいのかもしれません

MAX MIN
112.79 109.35




2018年3月利上げ

2018年3月の利上げの影響を見てみましょう

2018/3/22 3:07ー米連邦準備理事会(FRB)は21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3カ月ぶりの利上げを決めた

利上げ後一旦ドル安になっていますが、その後は切り返してドル高になっていますね

MAX MIN
107.85 104.55
これから考えると利上げ=Sell the factのドル高は必ずしも正ではないようです。

2017年12月アメリカ利上げ

2017年12月の利上げではどうだったでしょうか

2017/12/14 4:03 - 米連邦準備理事会(FRB)は13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、6カ月ぶりの利上げを決めた。
1か月後の最大と最小は以下のような感じです。
やはり、数日~1か月はドル高になりやすいのかもしれないですね。

MAX MIN
113.63 110.9



2017年6月アメリカ利上げ

2017年6月利上げ後の動きは

2017年6月の利上げは直後ドル高に振れ、1か月はドル高が継続しました

米連邦準備理事会(FRB)は14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3カ月ぶりの利上げを決めた。
1か月ドル高が継続した後、さくっと2か月ほどの円高、そののち3か月後の利上げを前提にドル高が開始した感じになっていますね


2017年3月アメリカ利上げ

2017年3月利上げ(3回目)
米連邦準備理事会(FRB)は14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3カ月ぶりの利上げを決めた。利上げ幅は0.25%。

この時も利上げ後は円高でした。
MAX MIN
113.54 108.52




もしかしたらアメリカが利上げをするとドル安になるというイメージはこの時期に形成されたのかもしれませんね


2016年12月の利上

2016年アメリカ利上げ後の1か月

『米連邦準備理事会(FRB)は14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、1年ぶりの利上げを全会一致で決めた。』

=12月15日の未明に利上げを発表し、15日から適応したという事ですね
2016年も利上げ前は期待値からか上昇していたドル円ですが、やはり利上げ後のレートのピークを経過した後、ドル安のトレンドになっていたようです。



1か月内のレート遷移(MAX/MIN)は以下のような感じですね
MAX MIN
118.66 113.73


その後3か月は円高方向に向かって進みました。
その後、3月の利上げに向かって米ドルが進んだ感じになりました。