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2018/11/25

高確率!超簡単スキャルピング手法

テクニカル分析中心のトレード手法を紹介します。

スキャルピングの手法は記事にしてなかったのでネタ的にはちょうど良いかなと。

使うテクニカル指標

ストキャスティックスでK%、D%、Slowingがそれぞれ14、3、3
いわゆるスローストキャスティックスの設定です。

ルール

  1. 15分足チャートでトレンドを確認。
  2. 1分足チャートでエントリーのタイミングをストキャスティックス使って計る。
  3. 上昇中ならストキャスティックスの20のレベルを抜けたら買い。
  4. 下降中ならストキャスティックスの80のレベルを抜けたら売り。

具体的なチャートで見ていきましょう

15分足チャートでトレンドを確認。この場合は上昇トレンドです。


1分足チャートです。ストキャスティックスの20のレベルを抜ける辺りで買いのポジションを取ります。これだけです。



15分足だと小さな下降トレンドですが、これくらいの傾斜があればOKです。

 1分足チャートです。ストキャスティックスの80のレベルを抜ける辺りで売りのポジションを取ります。これだけです。

 テクニカル分析重視のトレード手法というのは上のような画像があれば、なんとなく納得させられてしまいますね。
 ところがライブでやるとああいう風に上手くいかない事が多いのです。いわゆるダマシです。でもこのトレード手法にダマシ回避は存在しません。

 ルールを完全に理解した人は分かったかも知れませんが、この手法はトレンド中の押し目買い・戻り売りを狙った順張り手法です。上昇中なら押し目買いだけを狙い、下降中なら戻り売りだけ狙います。

 ストキャスティックスを使ってモメンタムを見計らうだけの単純なロジックです。唯一のダマシ回避の作業はトレンドの確認だけです。この場合、急角度のトレンドでなくてもOKですが、このトレードはトレンド中のみに使える手法だという事を忘れないで下さい。

 Three Brothers/Sistersよりもエントリーチャンスがある手法ですが、単にストキャスティックスを使ってのエントリーなので確率はちょっと低いと思います。

 モメンタム通りに価格が動かない事もありますが、そこは「トレンド中」というのを期待してのエントリーです。期待が外れても特にダマシ回避の作業は可能ではありませんが、支持線・抵抗線のチェックで補強すると良いと思います。1分足でのエントリーですから損切りも5pips以内でOKです。

 きれいなトレンド中なら高確率になっているはずです。この手法はトレンド中である事が必須条件ですから、押し目買い・戻り売りのポイントをオシレーター使ってそのモメンタムを計る事は理にかなっていますね。

 この手法はとても簡単で高確率である事と、それがスキャルピングで使えるというユニークな手法です。

 ルールと画像で終わってしまえばすぐ飛びついて試したいトレード手法のようですが、そういった手法は山ほどあります。でもここまでロジックが分かるとそれほど凄いものでもないのが分かると思います。逆に、ロジックは単純でも確率が高いトレード手法があり、究極的に勝てるものも存在します。

スキャルピングで狙うPip数

 スキャルピングのトレードは基本的に数秒から数十分くらいの短期間です。

1時間以上もポジションを持った場合は、デイトレードの部類に入るでしょう。
(およその目安だと認識してください)

 時間的に短いという事は、Pip数も小さく考えなければいけません。
 なぜなら相場が動いている時間が短いからで、その僅かな期間に大きく動く事は重要な経済指標の発表などを除いてあまりないからです。

 5分足チャートでエントリーを判断した場合だと、平均的に5~10pipsほどで良いのです。それ以上望むと、逆に損切りしなければならなくなったりします。

 確実に稼ぐ事に重点を置いているスキャルピングでは、大きなPip数を取りに行くと逆効果になり勝率も悪くなってしまいます。

 スタイルによって狙うPip数も変えるべきです。もちろんチャンスがあるなら、例えスキャルピングのエントリーだったとしても利益確定のポイントを遠くに置く事も考えるべきですね。

 つまり、スキャルピングのつもりでエントリーしたけど、デイトレードに変更できるような場面です。ちなみにデイトレードで狙うpip数は、平均的に15~50pips辺りが目安と考えてOKです。

 デイトレードだと使える手法の数も増えますし、大きく狙えるチャンスもかなりあります。数時間にかけてトレードする事もありますから、当然報酬も大きく望めます。

 結論
 スキャルピングで狙うPip数は基本的にせいぜい10pipsくらいだと考えてOKですが、最終的には損小利大が基本ですので、チャンスがある時は臨機応変に利益確定をする事も大切です。チャンスとは、具体的にはちょっとしたトレンドに乗れそうな時を指します。

2018/11/19

グランビルの法則

 グランビルの法則は、移動平均線を利用したもので、かなり実践的なテクニカル分析です。
 これは大まかな分析として、基本的でとても重要です。いわゆる価格の動きをパターン化させたものと考えてよいので、これだけでも価格の動きを予測するのに役立ちます。

売買のポイントは8つありますが、これらのポイントは2つの価格の動きに分かれています。

  1. 移動平均線を超えていく価格の動き
  2. 移動平均線を抵抗線・支持線としてみる動き

 とても強いトレンドが発生すると、価格は従来の相場の力関係による確率に基づく動きをしなくなり、グランビルの法則が使えなくなります。強いトレンドの下では、グランビルの法則が通用しません。

■ 買いポイント 赤い丸印


  1. 下向きだった移動平均線が横ばいか上向きになり、価格が移動平均線を上に突き抜けた時
  2. 上昇している移動平均線を価格が下まわったが、再び移動平均線を突き抜けて反発した時
  3. 上昇している移動平均線の上で、価格が下落したものの、移動平均線に触れずに反発した時
  4. 下降している移動平均線を価格が大幅に下まわり、乖離が大きくなった時

■ 売りポイント 青い丸印


  1. 上向きだった移動平均線が、横ばいか下向きになり、価格が移動平均線を下に突き抜けた時
  2. 下降している移動平均線を価格が上まわったものの、再び下落して移動平均線を突き抜けた時
  3. 下降している移動平均線の下で、価格が上昇したものの、移動平均線に達することなく反落した時
  4. 上昇している移動平均線を価格が大幅に上まわり、乖離が大きくなったら時

売買の4は、両方とも逆張りトレードを意識したやり方ですが、これにはリスクがあります。価格が大きく移動平均線を離れたからと言って、すぐに戻る事もありますが、そのまま上昇・下落し続ける事もあります。トレンドが発生している時にそうなります。強いトレンドが発生している時以外は、移動平均線の付近を行ったり来たりするのが通常の価格の動きとなります。

オーバーシュートに関しては、オーバーシュートアラートが参考になります。
https://www.money-and-money.com/osa/overshootalert.asp

酒田五法の必勝パターン

 酒田五法を取り上げようと思います。

 以前色々なパターンをプリントアウトして、できるだけ覚えようと試みた事がありました。
 当時はとにかく知識を吸収する事が必要だと感じていたので、使えそうなものは何でも覚えようとしたのでした。

 結局幾つかのパターンを覚えただけで諦めてしまいましたが、今となって振り返るとそれでも良かった事に気づきました。はっきり言ってFXで使えるパターンは株よりも少ないと言えます。FXではそれほど細かい心理戦ではなく、集団心理があらわになるからです。

 さて、酒田五法は殆どが基礎パターンの応用パターンとなっています。応用パターンは覚える必要が殆どないというのが私の解釈です。それと私の解釈としては、順張り用のエントリーサインとしては、別のテクニカル分析などが優れていると思いますが、三兵は順張りの基礎として覚えて置いてください。

酒田五法これだけは覚える!

  1. 三山 ヘッドアンドショルダー。FXでも結構多いので知っている人も多いと思います。
  2. 三川 3本のローソク足から相場の転換をとらえるもの、「宵の明星は売りサイン」、「明けの明星は買いサイン」となります。「上放れ二羽烏は売りサイン」になります。
  3. 三空 (FXではみられない)
  4. 三兵
  5. 三法
  6. 抱き線
  7. はらみ線
  8. 切り込み
  9. かぶせ線(新たに追加)
  10. 差込み
  11. 明星
  12. 毛抜き

これだけでOKです。そもそも2、3本のロウソクだけで相場を読むのはちょっとムリがあるんですね。現在のFXや株は当時の米相場と違いますし、かなり複雑化しています。
 特に流動性が高いFXでは、使えるパターンが限られてきます。今度は使える状況を考えて見ましょう。

 これらのパターンがチャート上に出たからといっても、すぐその通りにすると失敗する確率が高くなるでしょう。流動性の激しい局面だと、いずれのパターンも通用しなくなる場合も多いのです。FX独特の価格の流れを把握していないと、どの場面で酒田五法が使えるかが分からないと勝率が悪くなります。

  1.  三山、三川は特に注意する
  2.  三法はトレンド中の押し目買い・戻り売りの時だけ使う
  3.  その他のパターンは、高値圏・安値圏の時だけに使う

こう見ると、殆どが逆張り用のパターンになりますね。実際その方が使えます。価格が移動平均線に近い位置にあってその時に酒田五法のロウソクパターンが見られても、殆どがダマシになるでしょう。
 何故なら相場は上にも下にも行けるからです。しかし、高値圏なら下に行く確率が高いですし、安値圏なら上に行く確率が高いようです。

 その様な状況で逆張り用の酒田五法のロウソクパターンが出たなら、勝率はかなり高くなるわけです。

 闇雲に酒田五法を覚えて使えば良い訳ではないのが分かったと思います。これに加えて、重要な支持線や抵抗線をチェックすればさらに良い判断ができるでしょう。
 どの場面でそう使うかによって酒田五法のテクニカル分析はその確率が飛躍的に高くなります。

トレンドは探すな

探しにくいトレンド発生ポイント


 FXを既にやった事がある人はわかると思いますし、自信のあるトレーダーでもトレンドに乗る事がいかに重要であるかを常に考えているでしょう。いわゆる順張りのトレードが基本だという考えを持っている人は逆張りトレードよりも多いです。これを基本のトレードと推薦している成功者もたくさんいるほどです。

 トレンドに乗るとは、ある通貨が上昇中にあって、その勢いに便乗して「買い」のポジションを取り、さらに価格が上った所で「売る」とすれば、その差額分の利益がゲットできます。とても単純ですね。

 ところがトレンドに乗るというのが以外にも難しいのです。トレンドをさらに細かく次のように分けて考えて見ます。

*トレンドの強さを中とした場合を想定 (100pips程のトレンド)
トレンド初期 - トレンド発生から15分以内
トレンド中期 - トレンド発生から25分以内
トレンド末期 - トレンド発生から30分以上

初期の段階 - トレンドに乗るだけですぐ利益が期待できる
中期の段階 - トレンドに若干乗り遅れたので利益獲得は微妙
末期の段階 - 完全にトレンドに乗り遅れたので損失の可能性

 結論として、トレンドが発生するポイントを見つければいいわけですね。ところが、テクニカル分析を使ってチャートを見てピンポイントでトレンドの起点を見分けるのはほぼ不可能です。唯一、前日の終値のサポートとレジスタンスラインを超える当たりからさらに価格が進んでいく、というダウ理論に基づいたものだけが高確率でしょう。とすれば、注目のラインを見ていればよいわけですから、トレンドラインを引いたりしてトレンドが起こるかどうかを見なくてよいということになります。

 そもそもトレンドを見極めるのに15分足チャートを見る人はいません。通常、4時間か1時間足チャートを使うでしょう。そのチャートを見るという意味は、トレンドのサインとなるやや大きめのロウソクをチェックするという事なのです。つまり、1時間足チャート上のやや大きめのロウソクは、実は大きな転換を意味していて、これこそがまさにトレンドの起点となるロウソクなのです。

 では、チャートを眺めていてそのロウソクを見つけるには1つの方法しかありません。それはずーっと見続けている事です。いくらデイトレーダーでもそれはちょっと厳しいでしょう。

 しかし、トレンドが発生する可能性のある時間帯が決まっています。それは重大な経済ニュースなどがあるときです。つまり、殆どのトレンドがそういうニュースによって生まれますので、その時に注意していればよいわけで、チャート上ばかり見てトレンドを探す必要がないわけです。「探す」というよりも、大きなニュースに注目して準備すればよいわけです。そういう時間帯をチェックして待ち伏せする方が賢いやり方なのです。ちょうど魚を探して釣るやり方ではなく、罠を仕掛けておいて後でチェックするやり方に似ています。

2018/11/18

必勝順張りパターン

順張りで確実に稼ぐには!?

低リスクなトレードの実現方法とは

リスクを低くしてトレードしたいのであれば、順張りのトレードスタイルが一番手短だと考えられています。

 何故かというと、トレンドの方向に素直に向かってポジションを取る事は流れに乗るという事ですから、自然に勝率が高くなるはずです。

 一番いいのは、トレンドの発生したポイントでポジションを取る事です。
波に乗り遅れると順張りトレードでは失敗する事もあるので、できるだけ早い段階でそのポイントを掴みたいものです。

 しかし、その瞬間を見つける事はなかなか難しくて、一日中モニターとにらめっこしていないといけない事もあるでしょう。

 いくら専業のデイトレーダーでもあまり理想的なトレードスタイルではありません。

 順張りのトレンドに乗ったトレードというのは、殆どの場合がトレンドが既に発生している時に遅れずにその波に乗るというものです。


考え方:
  1. トレンドの発生ポイントで乗れれば一番良い(むしろ逆張りに近い)
  2. その機会を逃した場合でも、乗り遅れていなければOK
2がほとんどの順張りトレードだと思います。1だと、トレンドの転換期を狙う事ですので、むしろ逆張りのトレードとも見えます。

 さて、トレンドがあるかを確認するのには見ただけでも判断できますが、ラインを引くとさらに際立って見やすくなります。

ラインの角度に注目!狙いは30度!

そのラインの角度に注目すると、トレンドの強さをより具体的に知ることになります。急な角度ほどトレンドが強いですね。逆に鈍角だと、トレンドがあるようなないような曖昧な傾斜になっている事に気づくはずです。その場合は、トレンドの定義としては弱いと思ってください。目安になる角度は、30度以上でしょう。

 順張りですから、アップトレンドに相場が動いているなら、買いのポジションを取る事になりますし、ダウントレンドなら売りのポジション取りとなります。

 問題なのはタイミングです。乗り遅れるという事は、アップトレンドだと思って買いのポジションを取ったのに、相場が逆に動いてしまったということです。トレンドの始まりと終わりは予想は出来ますが、確実に知ることは不可能です。しかし、一旦トレンドが始まれば、ある程度の時間は続きます。それでは、実際に高確率で安全な順張りトレードを紹介します。

  • アップトレンド


 ゆるいアップトレンドです。移動平均線の斜線の角度に注目すると分かりますね。
黄色の線に近いロウソクも高値を更新しています。移動平均線に触れたロウソクは、その直後に上昇しています。この価格の動きの傾向を利用してトレードをするやり方が順張りの必勝パターンです。


  • ダウントレンドの場合 

ダウントレンドの場合も同様に考えます。黄色の線付近のロウソクは確実に安値を更新しています。良い形のトレンドです。一旦移動平均線に近づくポイントを狙って売りのポジションを取ります。一旦は逆に動いた価格もまた下落し始めます。その動きのパターンを狙うわけです。
 売買のポイントは、水色の丸印のポイントです。出来るだけ移動平均線に引き寄せてからポジションをとりましょう。ちなみに移動平均線は、21EMAや20SMAが基本となりますが、経験上、強いトレンドの場合は10EMAなどがより的確に支持線・抵抗線として機能するようです。
 このトレード手法をプライスアクションの視点で捉えたパワーアップバージョンがあります。
 こちらは後日