テクニカル分析中心のトレード手法を紹介します。
スキャルピングの手法は記事にしてなかったのでネタ的にはちょうど良いかなと。使うテクニカル指標
ストキャスティックスでK%、D%、Slowingがそれぞれ14、3、3いわゆるスローストキャスティックスの設定です。
ルール
- 15分足チャートでトレンドを確認。
- 1分足チャートでエントリーのタイミングをストキャスティックス使って計る。
- 上昇中ならストキャスティックスの20のレベルを抜けたら買い。
- 下降中ならストキャスティックスの80のレベルを抜けたら売り。
具体的なチャートで見ていきましょう
15分足チャートでトレンドを確認。この場合は上昇トレンドです。
1分足チャートです。ストキャスティックスの20のレベルを抜ける辺りで買いのポジションを取ります。これだけです。
15分足だと小さな下降トレンドですが、これくらいの傾斜があればOKです。
1分足チャートです。ストキャスティックスの80のレベルを抜ける辺りで売りのポジションを取ります。これだけです。
テクニカル分析重視のトレード手法というのは上のような画像があれば、なんとなく納得させられてしまいますね。
ところがライブでやるとああいう風に上手くいかない事が多いのです。いわゆるダマシです。でもこのトレード手法にダマシ回避は存在しません。
ルールを完全に理解した人は分かったかも知れませんが、この手法はトレンド中の押し目買い・戻り売りを狙った順張り手法です。上昇中なら押し目買いだけを狙い、下降中なら戻り売りだけ狙います。
ストキャスティックスを使ってモメンタムを見計らうだけの単純なロジックです。唯一のダマシ回避の作業はトレンドの確認だけです。この場合、急角度のトレンドでなくてもOKですが、このトレードはトレンド中のみに使える手法だという事を忘れないで下さい。
Three Brothers/Sistersよりもエントリーチャンスがある手法ですが、単にストキャスティックスを使ってのエントリーなので確率はちょっと低いと思います。
モメンタム通りに価格が動かない事もありますが、そこは「トレンド中」というのを期待してのエントリーです。期待が外れても特にダマシ回避の作業は可能ではありませんが、支持線・抵抗線のチェックで補強すると良いと思います。1分足でのエントリーですから損切りも5pips以内でOKです。
きれいなトレンド中なら高確率になっているはずです。この手法はトレンド中である事が必須条件ですから、押し目買い・戻り売りのポイントをオシレーター使ってそのモメンタムを計る事は理にかなっていますね。
この手法はとても簡単で高確率である事と、それがスキャルピングで使えるというユニークな手法です。
ルールと画像で終わってしまえばすぐ飛びついて試したいトレード手法のようですが、そういった手法は山ほどあります。でもここまでロジックが分かるとそれほど凄いものでもないのが分かると思います。逆に、ロジックは単純でも確率が高いトレード手法があり、究極的に勝てるものも存在します。